Talk 2017/03/17 18:00

このエントリーをはてなブックマークに追加

シューマッハはどうしてすごいの?知ったつもりにならずに読んでほしい、三人の伝説のF1レーサー

最新記事はTwitter(@sptv_PR)でお知らせ!


170317_F1_01.jpg
Photo by Iwao

サーキット上を車が猛スピードで走り回るF1。マシンを乗りこなす選手に憧れる人は多いが、毎回のレースで平均時速200kmを超える極限状態の中で操縦していることを想像してほしい...それは私たちの想像を絶するほどの緊張と恐怖ではないだろうか。

蒸し風呂状態の狭い運転席の中で、緊張と恐怖で心拍数は200以上までに上昇し、アドレナリンが超大量に放出し続ける中、瞬発的な判断力を保ち続けなければならない。F1は最も過酷なスポーツといっても過言ではないのだ。

死と隣り合わせの極限状態のスポーツだからこそ、F1の人気は非常に高い。


まずはF1の基礎知識

F1という言葉には馴染みがあるが、意外とその由来を知らない人は多いのでは?

F1は、フォーミュラ1(Formula 1)の略称。フォーミュラとは国際自動車連盟(FIA)が決めた自動車レースの規格のことで、エンジンやタイヤなどに規定があり、これに則した車体でないとレースに参加できない。F1同様に、F2、F3のレースもある。

そしてFIAが主催する「F1世界選手権」が、全てのF1レースの最高峰であり、日本を含む世界各地で年間16~19大会が開催される(読者の多くがF1と聞いてイメージするのはこの大会)。

「F1世界選手権」では、レースごとに上位10名にポイントが与えられ、その合計ポイントで年間チャンピオンが決まる。チーム戦と個人戦に分かれており、それぞれが「コンストラクターズチャンピオン」、「ドライバーズチャンピオン」と呼ばれている。

これから紹介する3人のドライバーは、このドライバーズチャンピオンを幾度となく獲得した、伝説のドライバー達だ。


ホンダと深い繋がりをもつ「音速の貴公子」、アイルトン・セナ


170317_F1_02.jpg
Photo by Stuart Seeger

「伝説のレーサー」として最初に名前が挙がるのは、アイルトン・セナだろう。彼はF1世界選手権のドライバーズチャンピオンに3回輝いた。ブラジル出身のセナは、「音速の貴公子」という愛称の通り、端正な顔立ちをしたかなりのイケメン。

彼が持つ最大の特徴は、「セナ足」と呼ばれる天才的なマシンのコントロール力。アクセルを自在に操って乱れの少ない華麗な走りで世界を魅了した。「神の域」に達したとまで言われた1980~1990年代前半においてF1界を代表する「顔」であった。

また、セナと日本には深い結びつきがある。セナはホンダのエンジンを愛用していたのだ。1987年からホンダがF1から撤退する1993年までの7年間、彼はホンダ製のエンジンを使い続けた。セナと本田宗一郎(ホンダの創業者)の友好関係は現在でも語り継がれている。

1994年、セナはレース中の事故により34歳の若さでその生涯を終えてしまう。セナの葬儀は母国ブラジルで「国葬」として執り行われ、ブラジル国内のみならず、世界中がF1界のアイドルの死を悲しんだ。没後20年経った今でも映画や記念番組などで語り継がれるF1界の永遠のヒーローだ。

ちなみにセナの甥っ子、ブルーノ・セナも現在レーサーとして活躍中。彼もまた叔父に負けず劣らずのイケメンである。


努力家のキレ者、「プロフェッサー」の異名をもつアラン・プロスト


170317_F1_03.jpg
Photo by ph-stop

セナと共に当時のF1四天王の一人とされた、アラン・プロスト。二人が出場するレースは「セナ・プロ対決」と呼ばれるほど、セナと良きライバルであった。プロストのF1通算勝利数(51勝)は歴代3位で、ドライバーズチャンピオン獲得は4度。1958年から2016年までに行われたF1世界選手権の中で、年間チャンピオンに輝いた唯一のフランス人ドライバーである。

プロストは裕福でない家庭に生まれ、165cmの低身長ながらもフランスが世界に誇るF1レーサーとなった。「プロフェッサー」と表現される計算された慎重な走りで、セナと何度もトップの座を争っている。現役当時の二人の仲は、一時期「険悪」とまで言われていた。しかし1993年、プロストの最後のレースでは、二人は表彰台で肩を組み、互いの勇姿を称賛した。往年のライバルが歩み寄った、まさに感動的な瞬間だった。

今年、ルノーのスペシャルアドバイザーとしてF1に復帰し、再び注目を集めている。


「皇帝」と呼ばれる、ミハエル・シューマッハ


170317_F1_04.jpg
Photo by Global Panorama

彼の名前は誰もが聞いたことがあるだろう、F1界の「皇帝」ミハエル・シューマッハ。

1994年、ドイツ人で初めてのドライバーズチャンピオンとなった彼は、歴代最多の7度王座を獲得し、F1通算勝利数も歴代最多の91回と、ずば抜けた勝ち星を持つレーサーなのだ。人間離れした正確な操縦技術から、「サイボーグ」「赤いターミネーター」とも形容され、スランプや大けがを経験しながらもチャンピオンに輝いてきた。

シューマッハは前述のアイルトン・セナが築いた、F1の一時代を引き継いだ存在でもある。1994年5月1日、サンマリノGP決勝。スタートのポールポジション(1番手)はセナ、次点にはこの時メキメキと頭角を現していたシューマッハ。セナを脅かす存在になるかと誰もが注目していたこの日、レース6周目、F1史上「最も悲しい日」と言われるセナの事故は起きてしまう。

「子どものころからのアイドルだった」というセナの事故を目の当たりにし、セナのいないこの日に優勝を飾ったのは、この時セナを追って2位をひた走っていたシューマッハだった。

その後、彼は「皇帝」としてF1界を牽引するドライバーとなった。2000年のイタリアGPで優勝を飾り、セナに並ぶF1通算41勝を達成した際、記者会見の場で「僕にとって大きな意味を持つ」と泣き崩れたシーンは、多くのF1ファンの心を揺さぶった。

シューマッハは2012年に現役を引退しているが、ファンは彼の何かしらでの復帰を心から望んでいることだろう。

驚くほどのスピードと迫力のレースだけでなく、選手一人一人のドラマにも注目のF1。

今回は心を熱くするF1のレジェンドレーサーたちの活躍を振り返ってみたが、もちろん現役選手にも注目したいところ。

F1フル参戦デビューを飾る、ウィリアムズ所属のランス・ストロール(19歳)や、同じくルーキーとしてマクラーレン・ホンダ所属のストフェル・バンドーン(24歳)は注目若手選手だ。彼らの中から過去の偉大なレーサーたちを超える選手は果たして出てくるのだろうか?



スカパー!番組放送情報

3月24日(金)F1開幕!!

フジテレビNEXTでは今年も、フリー走行から公式予選、決勝まで全セッションを完全生中継でお届け!

f1_01_R.jpg

スカパー!モータースポーツのサイトでご確認ください。

F1スケジュール.jpg

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

1
Facebook twitter hatena line

スカパー!Magazine 「ヨムミル!」

毎月無料でお届けしているスカパー!ご加入者様向け会報誌。誌面ならではのデザインで各特集やインタビュー等を制作し、毎月のお知らせ事項も網羅しています。発送をご希望の方は、電話かWEB(Myスカパー!)でお申し込みください。

スカパー!Magazineヨムミル!Plus

どなたでもすべて無料でお使いいただけるスマホ用アプリ。

・見やすく探しやすい画面
・アプリ限定の撮りおろし写真
・充実の放送通知機能
・便利なカスタマイズ機能

appstore
QRコード
googleplay
QRコード
  • スカパー!セレクト5presents 俺の5チャンネル

photo by the Health Blog ©National Geographic/Dusan Martincek 撮影=野口彈 取材・文=玉置晴子 ヘアメーク=池上豪 / NICOLASHKA スタイリスト=内田あゆみ(creative GUILD) photo by the Health Blog © BSスカパー! BAZOOKA!!! 第11回高校生RAP選手権in 仙台 ©2017 スカパー!/スタジオブルー ©みずたまこと(別冊ヤングチャンピオン)2015/スカパー!・スタジオブルー ©National Geographic/Marco Grob ©Rami Al-Sayed ©National Geographic/Dusan Martincek © Jimmy King 2016 ©BBC Studios

  • TOP
  • Talk
  • シューマッハはどうしてすごいの?知ったつもりにならずに読んでほしい、三人の伝説のF1レーサー

スカパー!Magazine「ヨムミル!Plus」

どなたでもすべて無料でお使いいただけるスマホ用アプリ。
スマホに合わせた見やすい画面で、「ヨムミル!」誌面をご覧いただける他、アプリ限定記事や、放送通知機能も充実!

appstore
QRコード
googleplay
QRコード